いえない言葉 と いけない場所
リビングでは、「すーちゃんシリーズ」でおなじみの益田ミリさんのマンガが時々家の中でころがっています。
ちょっとの時間の合間に手にとって、そうそうと思いながら、又はそうかなぁ?と思いながら読む。
先日は「言えないコトバ」と言うタイトルのコミックエッセーを読みながら、私が言えない言葉ってなんだろう?と考えた。
1番初めに思いついたのが、本にも書いてあったリスペクト。
よくテレビやラジオに出ている方々が、「私のリスペクトしている役者さんは、歌手は・・・・」とか話をしているのをきくと笑っちゃう。 体がかゆくなる。
普通に尊敬しているでいいじゃん。 リスペクトなんていうと途端に軽い感じ。
そうか、この人は軽くそう思っているからそんなコトバを使うのか?
2番目は、アーチスト。
大抵クチパクの歌手がそう呼ばれているので、安っぽいコトバになってしまったようだが。
3番目は、やたらツウぶったコトバ。
今、具体的に思い出せないけど、そんなコトバをしゃべった方を目の前にすると 軽い驚きと共に心の中で笑う。
コトバではないが、「ツウぶった」には、場所も含む。
雑誌に載っていたオシャレなレストランやカフェなど友達同士で おのぼりさん的に食べに行くのはかわいげがあるが、「ワタシ、オレここの常連だから」とか「このオシャレなカフェが私にぴったりでしょ」みたいなオーラを出している方を見かけると心の中で笑う。
あぁ恥ずかしい。
そう、私はホントはオシャレ~♪な感じ、空間が苦手なのだ。
オシャレな空間に(めったにないが)身をおいている事がこっぱずかしい。
だが、冷静にまわりを見渡すと 別にこれっぽっちもオシャレではない人々ばっかりなので安心するのだが・・・
私には、恥ずかしいと思わないことが恥ずかしいのだった。
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