足かせ
昨日の日曜日は、父方の伯父の葬式でした。
9年前に脳梗塞で倒れて、入退院を繰り返し、83歳でした。
たいていの人は、家族や友人と一緒に過ごしたいし、沢山の事を楽しみたいので、長生きがしたいと思うでしょう。
それでも、いつか100% 死んでしまいます。
白髪や腰が曲がったり、自由がきかなくなる身体、自分へのあきらめ、無関心、。
人は、病気になったり、老いて若い頃とは姿かたちが変わったり、今まで出来ていたことが出来なくなったりする事で、ちょっとづつ あの世に行きやすいように、いくつもついている この世との足かせをはずして行くのだな、、、と思っています。
歳とっても風貌が若かったら、どこもかしこもピンピンしていたら、あの世に行っても良いわなんて思えないものねぇ。
年取ってボロボロになるのも意味があるのだなと感じます。
木々が芽吹いて、花を咲かせてやがて枯れて土に戻る。
人も同じなのね。
そんなことを考えていた一日でした。
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